プロ弁護士の思考術 その3
今回も『プロ弁護士の思考術(矢部正秋著)』について。
第3章「疑うことで心を自由にする」を読んで得たことを。
①.この本にはどんなことがざっくりと。
・常識と考えられていることを疑う
・権威の言ったことを疑う
既成の価値観を疑うことで、より深く考えることができる。
②.この話を受けて考えてみたこと
確かに「疑う」という行為は重要。
既成の価値観が常に正しいとは限らないことはわかる。
でも、どんなときも疑っていたらきりがないし、あまりにも仕事がはかどらない。
どういうときに疑うのか基準がないと疲弊するなぁ、と。
③.自分なりの基準
私は、「目的を達成するために最短距離を歩いているかどうか?」という基準を持ってみよう、と考えました。
「最短距離ではなさそうだ」と考えれば、疑ってみよう、と。
例えば、新卒採用で良く言われることなんだけど「良い人を採るには、母集団を増やしましょう!」ってのがあって。
多く集めてセレクトすれば、一定のレベル以上の学生をたくさん獲得できる可能性が高くなるって考え方ね。
確かに良い人がいる確率が低いから、一定数を確保したい会社は母数を増やすのはわかる。理由もある。
ただ、当社のような中小企業で採用していると、新卒が数名なんてのはよくある話で。
母集団を増やしたところで、獲得できる人数に限りがあるんですよ。
そうすると、各選考フェーズの通過率を高めるような母集団を形成するほうが良いのでは??
数ではなくて質を重視したほうがいいのでは?って。
正直、当社の考え方に共感を持ってくれる人にだけ選考に来てもらえればいいとさえ考えている(いや、極論なのはわかっております)。
そういう人たちは必然的に通過しやすいはずだから。
訴求のポイントがしっかりとターゲットに届くように。
見せ方を工夫しなきゃね。